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「年末不眠」の原因はストレスだけじゃない?自律神経と体の緊張のメカニズムを解明

こんにちは。

鍼灸整体院Good Foetune院長の原田です。

 

年末が近づき、仕事や大掃除、人間関係などで忙しくなるこの時期。

「夜になっても頭が冴えて眠れない」「眠りについても夜中に何度も目が覚めてしまう」といった不眠の悩みを抱える方が急増します。

「不眠の原因はストレスだ」とわかっていても、なかなか解消しないのはなぜでしょうか?

実は、あなたの不眠の真犯人は、「ストレス」と、それによって引き起こされた「体の緊張」が連動していることにあるかもしれません。

 


 

不眠を招く「自律神経」のブレーキ故障

質の良い睡眠には、体をリラックスさせる副交感神経が優位になることが不可欠です。しかし、強いストレスや多忙が続くと、体が興奮状態を保つ交感神経が優位になりっぱなしになってしまいます。

 

これはまるで、車を止めようとしても「ブレーキ(副交感神経)」が故障し、「アクセル(交感神経)」が踏みっぱなしになっている状態です。

この自律神経の乱れが直接、不眠を引き起こします。

  • 入眠困難: 脳が休まらず、ベッドに入っても考え事や不安が止まらない

  • 中途覚醒: 眠りが浅いため、小さな刺激や体の緊張で目が覚めてしまう


 

盲点!不眠の「もう一つの原因」

ストレスが原因で自律神経が乱れることはよく知られていますが、実はその逆の連鎖も起こっています。

姿勢の悪さが自律神経を直撃する

デスクワークやスマホ操作で猫背になると、首(頚部)や背中(背部)の筋肉が常に引っ張られて硬直します。

この首と背中には、自律神経の働きを調整する非常に重要な神経節が集中しています。筋肉の硬直が続くと、その下の神経節が常に圧迫され、物理的に自律神経が乱れた状態が作り出されてしまうのです。

つまり、「ストレス」で体が緊張し、「体の緊張」がさらに自律神経を乱すという、悪循環に陥ってしまうのです。

この体の緊張は、一般的なセルフケアではなかなか改善できません。

 


 

根本的な不眠解消には「体の緊張の解放」が必要です

「眠れないのは自分の気持ちの問題だ」と片付ける前に、まずはあなたの首や背中の緊張が、自律神経をどれだけ圧迫しているか、チェックしてみる必要があります。

当院の施術は、手技と鍼灸を組み合わせ、この首・背中の緊張を根本から解放し、自律神経が本来の働きを取り戻せる土台作りを行います。

自律神経を整えることで、質の高い睡眠を取り戻し、年末の忙しさを乗り切る健康な体を手に入れましょう。

来週は、ご自宅でできる睡眠の質を高めるためのセルフケアと、眠れない人がやりがちなNG習慣についてお伝えします。


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