こんにちは。
鍼灸整体院Good Fortuneです。
先週は、冬の冷えが筋肉の硬直と自律神経の乱れを引き起こし、肩こりや腰痛を悪化させるメカニズムについてお話ししました。
冷えと並んで、この時期に多くなるお悩みが「むくみ」です。手足の冷えやむくみは、温かい飲み物や厚着といった表面的な温活だけではなかなか解消しません。
今回は、冷えとむくみの根本原因である「自律神経の乱れ」に焦点を当て、ご自宅でできる整え方と、セルフケアの限界についてお伝えします。
冷えとむくみは「自律神経」のSOSサイン
体内の水分や血液の循環は、すべて自律神経によってコントロールされています。
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冷えの原因： 自律神経のバランスが崩れると、血管の収縮・拡張がうまくいかず、血流が滞って手足の末端まで熱が届きません。
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むくみの原因： 自律神経の不調は、内臓（特に腎臓などの水分調整に関わる臓器）の働きを低下させたり、リンパの流れを悪くしたりするため、余分な水分や老廃物が体内に溜まりやすくなります。
つまり、冷えやむくみは、体が過剰なストレスや寒さで疲弊し、自律神経の働きが不安定になっている証拠なのです。
いますぐできる！自律神経を整えるセルフケア
自律神経を整えるには、「リラックスできる時間」を意識的に作ることが大切です。
1. ぬるめのお風呂で「内側から」温める
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40度以上の熱いお風呂は交感神経を優位にしてしまいます。38℃～40℃程度のぬるめのお湯に10分以上ゆっくり浸かりましょう。
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全身の緊張が緩み、副交感神経が優位になることで、血行が促進され、体の芯から温まります。
2. 深い「腹式呼吸」を意識する
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交感神経が優位な状態（緊張時）では呼吸が浅くなりがちです。
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息を吐ききることを意識しながら、ゆっくりと深い腹式呼吸を5回ほど繰り返しましょう。呼吸を整えることは、自律神経を直接的に整える最も簡単な方法です。
3. 「内臓を冷やさない」食生活
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冷たい飲み物や生野菜は控えめにし、温かいスープや根菜類を積極的に摂りましょう。内臓を冷やさないことが、体全体の血液循環をスムーズにする第一歩です。
セルフケアの限界と専門家によるアプローチ
これらのセルフケアは、毎日の体調を良好に保つために非常に有効です。
しかし、「長年の冷え性で冬は手足が氷のようだ」「むくみがひどすぎて靴が入らないことがある」といった重度の不調は、セルフケアだけではなかなか解決できません。
なぜなら、冷えやむくみの根本原因である自律神経の乱れは、背骨周りの筋緊張や姿勢の歪みに深く関係しているからです。
当院では、手技と鍼灸を組み合わせた施術で、自律神経が集中する背中や首の緊張を緩和し、乱れたバランスを直接整えます。体の内側から血行を促し、冷えやむくみに悩まされない体質へと根本改善を目指します。
「もう冷え性に悩みたくない」とお考えの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。
